宮永愛子:なかそら-空中空-
MIYANAGA Aiko : NAKASORA -the reason for eternity

会  期 2012年10月13日[土] - 12月24日[月・祝]
10:00-17:00、金曜日は10:00-19:00
(入館は閉館30分前までとなります)
閉館日 月曜日(12月24日は開館)
会  場 国立国際美術館 B2階
大阪市北区中之島4-2-55
観覧料・無料観覧日等の詳細は、国立国際美術館ウェブサイトをご覧ください
URL  http://www.nmao.go.jp/


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宮永 愛子 / みやなが あいこ

2008 東京芸術大学 美術学部 先端芸術表現専攻修士課程卒業
1999 京都造形芸術大学 美術学部彫刻コース卒業
1974 京都市生まれ

主な個展
2011 景色のはじまり -金木犀- [ミヅマアートギャラリー・東京]
2009 地中からはなつ島 - 第3回 shiseido art egg [資生堂ギャラリー・東京]
2008 漕法 [京都芸術センター・京都]
2007 岸にあがった花火 [すみだリバーサイドホール・ギャラリー・東京]

主なグループ展
2010 あいちトリエンナーレ 2010 [愛知芸術センター・愛知]
 ドゥーブル・リュミエール:宮永愛子&関根直子 [パリ・フランス]
2009 アーティスト・ファイル2009 −現代の作家たち [国立新美術館・東京]
2008 釜山ビエンナーレ2008 - Sea Art Festival [釜山・韓国]
2004 INDEXLESS 日比野克彦・宮永愛子 [アサヒビール大山崎山荘美術館・京都]

空中空 (なかそら)

私は作品の事を考える時、鏡文字を使う。
絵が苦手で、作品の事を考えるために文字を並べているうちに自然となったスタイルだ。
これをすると、文字の持つ意味にイメージが引っ張られるのを避けられ、文字が自由になり、
イメージが膨らむから気に入っている。読みにくいところもいい。

ある場所でふと「空中」と書いてみた。「そらのなか」「くうちゅう」とはどこだろう。
「空中」とは普通、地上から上のことを指す。
私にはそれはあるようでないような所在を表す言葉に思えて、「空中」の後に鏡文字で「空」を加えた。
これで紙の裏から読んでも「空中空」。
「空中空」とすると、とたんに地上も地下も無くなり、空の「中」という文字が境界をつくり、
お互いの世界のバランスを保たせた。

世界はいつも変わり続けている。
不安定な中、裏側の景色と紙一重で繋がりながら、バランスを保って存在し続けている気がしてならない。
ちょうど空の中で生まれた雲が、終わりなく漂い続けているように、消滅はないのだ。
空中空<なかそら>は「そら」ではなく、「から」でもなく、変化しながら巡り巡っている全ての所在と
することにしよう。

宮永愛子


展覧会に関するお問い合わせ:
国立国際美術館
TEL: 06-6447-4680(代表) (10時~17時、金曜は~19時)